保湿剤の種類

保湿剤の種類

10月も中旬に入り、少し蒸し蒸しする日もありますが、かなり湿度がさがってきましたね。
そろそろ、乾燥肌の方は念入りに保湿を始めた方が!
さぼっているとたいていの場合、12月〜1月ころにカサカサ、カユカユで悩まされるようになります。
今日は保湿剤の種類について書いてみたいと思います。

健康で美しい肌を手に入れるための一番の秘訣はなんと言っても保湿ケアです。
皮膚の一番外側にある角層という部位には水分を保持して皮膚に潤いを持たせる機能や外からの異物の侵入を防ぐ機能、皮膚の動きを滑らかにする機能などがあります。この角層の機能がうまく保たれずバリア機能が破壊されると、皮膚がかさかさして乾き、亀裂が入ったり、刺激感や皮膚炎を起こしやすくなったりします。
保湿剤は角層の水分保持能を改善して皮膚の乾燥を改善するだけでなく、乾燥によるかゆみを予防や改善したり、アトピー性皮膚炎の再燃を予防したりします。

〜保湿剤の種類〜
ワセリン:白色ワセリン、プロペトなど。医療用軟膏の基剤としても使われる、添加物の心配がない安全な保湿保護剤です。油性の軟膏で、皮膚の表面に膜を貼るようにして水分の蒸散を防いだり、皮膚を外からの汚れや摩擦などから保護してくれます。

ヘパリン類似物質:ヒルドイド、ビーソフテンなどに含有されています。角層に浸透して水分を保持して潤す作用があります。血行促進作用もあるため凍瘡などにも使用されます。使用感がよく保湿効果も高いですが、炎症があるところや顔など皮膚の薄いところに使用すると赤みやかゆみを訴える方もいるので注意が必要です。

尿素: ウレパール、パスタロンなどに含有されています。角層に浸透して水分を保持し潤す作用や角質の柔軟性を高める効果があります。手足など角質の厚い部位によく使用されます。傷のあるところや炎症の強いところに外用すると刺激感を感じることがあるため注意が必要です。

セラミド:キュレルなど市販の製品に含有されていますが、医療用のものはありません。角層の細胞間脂質の成分の一つで、皮膚のバリア機能を高めて水分を保持して潤す作用があります。アトピー性皮膚炎の方は皮膚のセラミドの量が減少しているといわれています。

この他にも様々な保湿成分が開発されており、医薬品よりも市販の製品の方が使用感や効果がよいと感じることもあります。
その一方で主成分以外に、香料や界面活性剤など色々な成分が混ぜられており、肌トラブルが起きることがあります。
炎症が強い場合やアレルギーがある場合はまずは処方薬で症状を抑え、症状にあわせてその他の含有成分が少ない製品を使用するなどの注意が必要な場合があります。

心配な症状がある場合は、医師に相談するようにしましょう。

当院では、処方薬以外の保湿剤として以下の製品を取り扱っています。
・ロートDRX ADパーフェクトバリアボディミルク 130ml  1,836円(税込み)
ナノ粒子化したワセリンとグリセリンを配合し、優れた保湿力と使用感の良さを実現した保湿剤です。塗りやすさと効果を求める乾燥肌の方におすすめです。

・ロートDRX パーフェクトバリアフェイスミルク 50ml  1,836円(税込み) 
ナノ粒子化したワセリンとヒアルロン酸を配合し、優れた保湿力と使用感の良さを実現した顔用保湿剤です。肌荒れしやすい方のお顔の保湿ケアにおすすめです。

・資生堂2e ドゥーエ ベビープラス ミルキーローション 150ml 1,404円(税込み)
健やかな肌本来の潤いバランスと同じように水分・油分・保湿剤を配合したベビー用のローションです。乾燥しやすい赤ちゃんの保湿ケアのおすすめです。

2018-10-12T16:35:11+00:002018年10月12日金曜日|ブログ|