肌荒れ注意報発令中

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肌荒れ注意報発令中

雨が降らず、乾燥した日が続いていますね。

最近お顔の肌荒れで来院する方が増えてきて、

「先月からかさかさしているなと思っていたんですが、どんどんひどくなって真っ赤になってきました。」
「化粧品は特にかえていないんですが、、、」
「何を塗ってもしみちゃうんです。」

という女性が多く来院されます。

極度の乾燥により皮膚のバリア機能が低下して刺激を受けやすい状態になっているのに加えて、症状を良くしようと思って色々ケアをしすぎて接触皮膚炎を起こしてしまっていることがあります。

いわゆるかぶれ(接触皮膚炎)という状態です。
かぶれは大きくわけて3種類にわけられます。

*刺激性接触皮膚炎—原因物質との接触ですぐに皮膚炎がおきます。刺激が弱ければ刺激感やちょっとした肌荒れの症状のみのこともあります。皮膚のバリア機能が低下した状態では、普段使っている化粧品でも皮膚炎がおきることがあります。アレルギーとは無関係なので誰にでもおこりえます。

*アレルギー性接触皮膚炎—初めて接触した物質ではすぐ症状が出現せず、過去に感作された(その物質に触れて反応する様になった状態)物質にのみ反応します。感作には通常1週間から数年かかります。原因物質と接触した1〜2日後に強い皮膚炎がおきます。皮膚炎は接触部位を超えて広がります。

*光接触皮膚炎—原因物質が接触した皮膚に光線(紫外線)があたって症状が出現します。頻度は低く、冬場には少なくなります。

今の時期は刺激性接触皮膚炎が多いのかなという印象です。

上に書いているように普段使っている化粧品などでも皮膚炎を起こすことがあります。

顔の皮膚炎の場合は原因として
化粧品、外用薬、サンスクリーン剤、食物、果物、植物、頭部に使用するもの(染毛剤、シャンプー、整髪料、育毛剤など)、花粉、ほこり、ペットのフケなど
があげられます。

治療ですが、
原因物質を避けることが治療の基本となります。
一旦できるだけ基礎化粧品や洗顔料、メイキャップなどを控えます。
皮膚の炎症に伴う症状に対してはステロイドの外用を行います。
短期間(1〜2週間)のステロイドの外用で副作用が起きることはありません。怖がらず医師の指示のもとにしっかり外用していただくと症状も早く改善します。
ひどい時期はステロイド外用のみとし、落ち着いて来たら次第に外用回数を減らしワセリンやヘパリン類似用物質含有クリーム、敏感肌用化粧品などで保湿する様にします。
かゆみの症状が強い場合は抗アレルギー剤を併用することもあります。

その他注意点としては
ひっかく、こする(コットンやタオルなどで)、ゴシゴシ洗うなど皮膚に刺激を与えて皮膚バリアを壊す行為をやめましょう。
洗顔はひどい時期はぬるま湯で流すだけにし、落ち着いて来たら低刺激性のよく泡立てた洗浄料で熱いお湯ではなくぬるま湯で優しく洗い流すようにしましょう。
症状がおさまった後も皮膚が乾燥したり刺激感を感じる間はしばらく低刺激な洗浄料や保湿剤を使いましょう。
アレルギー性接触皮膚炎ではない場合は、皮膚の状態が改善したら以前から使用していた化粧品の再開が出来ることもありますが、しっかり肌の状態が改善してからでなければまたすぐ皮膚炎を引き起こしてしまう原因となるため注意しましょう。少しでも刺激感を感じたり肌の調子が悪くなるようなら使用を中止してください。原因が除去出来ていないために、皮膚炎を繰り返してしまいステロイドを長期外用してしまい酒さ様皮膚炎を発症する原因となってしまうことがあります。

ちょっと調子が悪いなという時期なら上記のような洗顔保湿の改善で症状は軽快しますが、赤みかゆみがひどくなってくるようなら治療が必要なので、ご相談下さいね。

2019-01-17T12:58:23+00:002019年1月11日金曜日|ブログ|