小さいお子さんに多い水いぼ(伝染性軟属腫)という病気があります。

小さな光沢のあるぶつぶつがパラパラと全身のいたるところにできる病気です。

スイミングスクールのビート板やタオルの共用などで移ってしまう事が多い病気で、特にアトピー性皮膚炎のあるお子さんだと移りやすかったり多発してしまう事があります。(水いぼがあると治るまでスイミングに通えなくなってしまう事が多いです)

自然治癒をすることも多い病気なので、経過観察でも良いのですが、放置していると多発してしまったり、いぼと湿疹があるところを掻きこわしてとびひになってしまう事もあります。

このため当院では湿疹、乾燥肌の治療として保湿剤やステロイドの外用によるスキンケアに加えて、ご家族と相談の上で水いぼを小さなピンセットでつまみ取る治療(摘除)を主に行なっています。

痛みが心配な方はペンレスという麻酔テープを使用して痛みを緩和してからの治療も可能です。

しかし、痛みがいくら緩和されてもお子さんの場合は痛みだけでなく恐怖感で暴れてしまい治療できない場合もありますし、ご家族がそのような治療や傷になる様な治療をご希望されない場合もあります。

そのような方におすすめしたいのが、強力な抗菌作用のある銀イオンと強力な保湿成分で抗炎症作用を持つサクランを配合

したm-BF creamという製品です。

保湿剤として、一日2回水イボが出来ているところに広めに外用していただきます。

2週間〜2ヶ月くらいすると水いぼのところが少し赤くなってきてその後徐々に消えていきます。

1本 15g    2200円(税込)です。

ご希望の方は診察時に医師にご相談ください。